銚子ちぢみ伝統工芸館
こんにちは!katachi-janaitoです。
暑い日が続いていますね。熱中症にならないように水分摂取多めで小旅行に行ってまいりました。
今回は銚子をご紹介します。
まずはJR松岸駅で下車して「無形文化財 銚子ちぢみ伝統工芸館」に行きました。
銚子縮技術保持者3代目の常世田 眞壱郎さんがいらっしゃいました。
私たちが商品を見ていると、せっかく来てくれたから説明してあげよう!と
ビデオ鑑賞と解説を聞かせてくださいました!
常世田 眞壱郎さんの話はとても面白く、ときには実物を見たり触らせたりしてもらいながらお話を伺いました。専門的な用語ではなく、私たちが分かるように説明してくださいました。
ちゃんと正しく理解して書けているかな・・・みなさん、ぜひ実際に行って見てお話を聞いてみてくださいね(*^^*)
○銚子ちぢみが作られたきっかけのお話
銚子の港からは昔から大量のイワシをとることができ、イワシをとるための網を作る糸の余りを使って織り始めました。
(イワシは”鰯”という字のとおりすぐ腐ってしまうので、
昔は鰯からとれる油が江戸へ。残りは肥料として使われていたそうです。)
また、銚子は海が近いので湿気が多く、
汗が蒸発しないし空気中の湿気を生地が吸うので、肌にべたべたくっつかない銚子ちぢみが生まれたそうです。
○銚子ちぢみの特徴
ふつうは右にねじった糸だけを使用するから右によれたりするけど、
銚子ちぢみは右にねじった糸と左にねじった糸を両方織り合わせているので、よれたりしません。
また、染める回数により濃淡を変えたり、後染め(白糸で織って後から染める)先染め(染めてから様々な色の糸を織り合わせる)などの手法を用いて、色々な模様や柄を作り出しています。裏表異なる柄にしたりして、とてもおしゃれです。
ハンカチを購入しました。
近くで見ると織り合わさっているのが分かります。
さわり心地も抜群です(*^^*)
katachi-janaito 相棒